专利摘要:

公开号:WO1991007609A1
申请号:PCT/JP1990/001481
申请日:1990-11-15
公开日:1991-05-30
发明作者:Masaaki Nishida;Chihiro Hosono;Yoichi Hayakawa
申请人:Aisin-Aw Kabushiki Kaisha;
IPC主号:F16H63-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 自動変速機の ク ラ ッ チ装置 本発明 は、 自動変速機の コ ンパ ク ト な ク ラ ッ チ装置に関 する も のであ る。 一般に、 自 動変速機は、 2 個の シ ン グルプラ ネ タ リ ギヤ ュニ ッ ト を備え、 両プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト のサ ンギヤを 共通する と共に第 1 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ 卜 のキ ヤ リ ャ と 第 2 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト の リ ン グギヤ と を一体に連結 してな る、 いわゆ る シ ンプ ソ ン方式にて構成さ れてお り 、 第 1 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ 卜 の リ ン グギヤま た はサ ンギヤ に ク ラ ッ チに よ り 選択的に入力 し、 かつプラ ネ タ リ ギヤュ ニ ッ 卜 の所定回転要素をブ レーキま たは ワ ンウ ェ イ ク ラ ッ チ にて係止 し、 更に第 1 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト のキ ヤ リ ャ に一体に連結 してい る第 2 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト の リ ン グギヤか ら 出力 して、 前進 3 速を得て いる 。
[0003] ま た、 従来、 4 速自動変速機は、 上述 2 個のプラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト か ら な る 3 速 自動変速機構を基本 と して、 該 3 速 自動変速機構に 1 個のプラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト か ら な る オーバ ドラ イ ブ ( O Z D ) 機構ま た はア ンダー ド ラ イ ブ ( U Z D ) 機構を付設 して、 前進 4 速の変速段を得ている。 そ して、 0 Z D機構を付設する も の は、 該 O Z D機構の 出力部材即ち リ ン グギヤを 3 速 自動変速機構の入力部材に て轴状に連結 してい る。 例えば、 第 6 図に示す自動変速機においては、 3 速 自動 変速機構部 1 0i (第 6 図の線 £ — に対 して下半分) に 0 Z D機構を付設 して、 4 速自動変速機構部 (第 6 図線 £ - £ に対 して上半分) を形成 してい る 。 こ の例では、 O Z D 機構ク ラ ッ チ C O が付設さ れている が、 入力軸の回転がク ラ ッ チ C O を介 してデュ アルプラ ネ タ リ ギヤユニ ッ ト の リ ン グギヤ R 2 に伝達さ れる構成にな っ て い る。
[0004] と こ ろで、 近時、 例えば車両の F F 化お よ び高馬力化等 に よ り 、 自動変速機は、 さ ら に一層の小型化が要請さ れて い る と共に伝達 ト ルク容量の増大化が要望さ れて いる が、 上記従来技術の項に記 した 0 / D機構等を付設 した 3 個の ブイ ラ ネ タ リ ギヤュニ ッ トか らな る 4 速自動変速機では、 上述要望を満たす こ とができ ない。
[0005] すなわち、 第 6 図に示す例では、 O Z D機構 ( ク ラ ッ チ C O 部分) を 3 速変速機構の入力軸に付設 したため、 自動 変速機の軸方向寸法が長 く な り 、 ま た O Z D機構の入力部 材であ る リ ングギヤ R 2 をク ラ ッ チ C 1 部の外径をオーバー ハ ング状に取 り 付け ざる を得ないため、 自動変速機の半径 方向寸法 も長 く な る。
[0006] さ ら に、 入力軸の回転数セ ンサは ト ラ ンス ミ ッ シ ョ ンケー ス 1 7 a取 り 付け、 ク ラ ッ チ C O ドラ ム 1 3 0 の回転速度 を測定する も のが も っ と も簡単な構造 とな る が、 こ の よ う に常時回転 しない ク ラ ッ チ C 0 ドラ ム 1 3 0 か ら は入力軸 回転数を測定する こ と はでき ない。
[0007] ¾ ¾の ¾^ 本発明の 目的は、 軸方向寸法、 半径方向寸法 と も に 3 速変 速機構に比べて大き く な ら な いで、 しか も 4 速変速機構を 達成でき る 自動変速機の ク ラ ツ チ装置を提供する こ と であ ま た本発明の 目 的は、 入力軸回転数セ ンサの取 り 付けが 容易な 4 速 自 動変速機構の ク ラ ッ チ装置を提供する こ と で め る 。
[0008] 上記の 目 的を達成する ために、 本発明の 自動変速機の ク ラ ッ チ装置は、 プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト 1 2 、 該ギヤュニ ッ ト 1 2 の複数の回転要素 と それぞれ ク ラ ッ チを介 して連 結する入力軸 1 5 、 該ギヤュニ ッ 卜 の所定回転要素に連結 する 出力部材 1 3 およ び該ギヤュニ ッ ト 1 2 の所定回転要 素を係止する係止手段を有する 自動変速機構を備えてな る 自動変速機の ク ラ ツ チ装置において、
[0009] 入力軸 1 5 に回転支持部内周部 1 1 2 を介 して回転不能 かつ軸方向 に摺動可能に連結 さ れた第 1 ドラ ム 1 1 1 と 、 第 1 ド ラ ム 1 1 1 の回転支持部 1 1 2 の外周部に回転支持 部 1 2 0 内周部を相対回転自在に揷設 した第 2 ドラ ム 1 1 7 を設け、 こ の第 1 ド ラ ム 1 1 1 の外周 フ ラ ン ジ部内側 と第 2 ド ラ ム 1 1 7 の半径方向の フ ラ ン ジ部に設け られたハブ 部 1 1 9 と を第 1 ク ラ ッ チ C 1 を介 して係合、 解放自在に 連結 し、 第 2 ドラ ム 1 1 7 は、 そ の外周 フ ラ ン ジ部内側 と プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト 1 2 の一回転要素 R 2 と を第 2 ク ラ ッ チ C O を介 して係合、 解放 自在に連結 し、 かつ第 2 ド ラ ム 1 1 7 はブラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト 1 2 の他の回転要素 R 1 と係合、 解放自在に連結 した こ と を特徵 とす る。
[0010] 本発明に よれば、 入力軸 1 5 に回転支持部 1 1 2 内周部 を介 して回転不能かつ軸方向に摺動可能に連結さ れた第 1 ド ラ ム 1 1 1 と、 第 1 ドラ ム 1 1 1 の回転支持部 1 1 2 外 周部に回転支持部 1 2 0 内周部を相対回転自在に挿設 した 第 2 ド ラ ム 1 1 7 を設け、 こ の第 1 ド ラ ム 1 1 1 の外周 フ ラ ン ジ部内側 と第 2 ドラ ム 1 1 7 の半径方向の フ ラ ン ジ部 に設け られたハブ部 1 1 9 と を第 1 ク ラ ッ チ C 1 を介 して 係合、 解放自在 と し、 第 2 ド ラ ム 1 1 7 の外周 フ ラ ン ジ部 内側 と プラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト の リ ン グギヤ R 2 と を第 2 ク ラ ッ チ C O を介 して係合、 解放自在 と したので、 第 1 ク ラ ッ チ C 1 お よび第 2 ク ラ ッ チ C O の係合に よ り ブラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト の リ ングギヤ R 2 に 自動変速機の入力軸回 転が伝達さ れ、 プラ ネ タ リ ギヤを介 して 目的の変速段、 例 えば第 4 速の変速段が達成さ れる。
[0011] したがっ て、 本発明の ク ラ ッ チ装置は第 4 速達成用 の第 2 の ク ラ ッ チ C O を内接 した第 2 の ドラ ム 1 1 7 が第 1 の ドラ ム 1 1 1 の回転支持部 1 1 2 の内周部上に支持さ れて い る ので軸方向寸法がその分短縮さ れる。 すなわち、 第 1 の ド ラ ム 1 1 1 の回転支持部 (ス プ ラ イ ン嵌合部) 1 1 2 の径方向に第 2 の ドラ ム 1 1 7 の回転支持部 (軸支持部) 1 2 0 を も っ て来る こ とが出来る ため、 ドラ ム 1 i 7 の回 転支持部 1 2 0 の長さ (第 6 図に示す C O ド ラ ム 1 3 0 の 軸受 1 3 1 に相当する部分) だけ軸方向の距離を短縮出来 る o ま た、 第 2 ドラ ム 1 1 7 は第 1 ド ラ ム 1 1 1 の外径の外 側をオーバーハ ン グ状に経由 しな く て も プラ ネ タ リ ギヤュ ニ ッ ト の リ ン グギヤ R 2 に係合可能なため半径方向寸法 も 大き く な ら な い。
[0012] 5 さ ら に第 1 ドラ ム 1 1 1 よ り ト ノレク コ ン ノ 一 夕 5 0 側に 第 2 ドラ ム 1 1 7 が配置 さ れる ため、 第 1 ドラ ム 1 1 1 は ト ラ ンス ミ ッ シ ヨ ンの外殻 1 7 側に配置可能 と な る ため、 入力軸回転数の検出用 のセ ンサを第 1 ドラ ム 1 1 1 の近傍 に取 り 付け る こ と ができ る。
[0013] ι η図面の簡単な 明
[0014] 第 1 図は本発明の ク ラ ッ チ装置の断面図であ る 。
[0015] 第 2 図は本発明が適用 される 自動変速機の断面図であ る。 第 3 図は、 自動変速機の ス ケマチ ッ ク 図であ る。
[0016] 第 4 - a 図及び第 4 - b 図は油圧制御装置の全体を示す s回路図であ る 。
[0017] 第 5 図の変速ギヤ機構の作動表を示す図であ る 。
[0018] 第 6 図は従来技術の 4 速 自動変速機の断面図であ る 。 発明が実施する ための最良の形態
[0019] 以下、 本発明の実施例について図面を参照 しなが ら詳細0に説明する。
[0020] 第 3 図は 自動変速機のス ケマチ ッ ク を示す図、 第 2 図は 本発明が適用 さ れる 自動変速機の断面図であ る。
[0021] 本発明が適用 さ れる 4 速自動変速機 A は、 ロ ッ ク ア ッ プ ク ラ ッ チ L Z C を有する ト ルク コ ンバー タ 5 0 、 4 速変速5ギヤ機構 1 、 減速機構 5 1 及びデフ ア レ ン シ ャ ル装置 5 2 を有 している 。
[0022] 4 速変速ギヤ機構 1 は、 シ ングルプラ ネ タ リ ギヤ 1 0 及 びデュ アルプラ ネ タ リ ギヤ 1 1 を結合さ せて形成 さ れる プ ラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト 1 2 を有 してお り 、 かつ該ギヤュニ ッ ト 1 2 のサ ンギヤ S l , S 2 同士が一体に形成されたサ ンギヤ S によ り構成されている。 さ ら に、 該サンギヤ S 1 , S 2 に嚙合す る ピニオ ン P I , P 1 ' はキ ャ リ ア C Rが共 通 とな っ ていて、 ま た該 ピニオ ン及びデュ アルプラ ネ タ リ ギヤ 1 1 の リ ングギヤ (以下、 「大 リ ングギヤ」 と言う 。 )R 2 に嚙合する ピニオ ン P 2 を支持する キ ヤ リ ャ C R も一 体に構成 さ れてい る。
[0023] そ して、 ト ルク コ ン ノく一 夕 5 0 の 出力部材か ら延びてい る入力軸 1 5 が第 1 の ク ラ ッ チ C 1 を介 して連結部材 1 6 に連結 して い る と と も に、 第 2 の ク ラ ッ チ C 2 を介 してサ ンギヤ S に連結 している 。 さ ら に、 連結部材 1 6 と シ ング ルプラ ネ タ リ ギヤ 1 0 の リ ン グギヤ (以下、 「小 リ ン グギ ャ」 と言 う 。 ) R 1 と の間に第 3 の ク ラ ッ チ C 3 及び第 2 の ワ ンウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 が介在 してお り 、 ま た該連結部 材 1 6 と大 リ ングギヤ R 2 と の間に第 4 の ク ラ ッ チ C 0 が 介在 している 。
[0024] ま た、 上記サ ンギヤ S はバ ン ドブ レーキか ら な る第 1 の ブ レーキ B 1 〖こ よ り 係止さ れ得 る よ う に搆成さ れてお り 、 また大 リ ングギヤ R 2 とケース 1 7 との間には第 2 のブレー キ B 2 及び第 1 のワ ンゥ ヱイ ク ラ ッ チ F 1 が介在 している。 さ ら に、 キ ャ リ ア C R は変速ギヤ機構 1 の略々 中央部に位 置する 出力ギヤ 1 3 に連結 して い る 。
[0025] ま た、 減速機構 5 1 はケー ス 1 7 に回転自在に支持 さ れ ている カ ウ ンタ シ ャ フ 卜 5 4 を有 してお り 、 該シ ャ フ ト 5 4 に は、 上記出力ギヤ 1 3 に常時嚙合 して い る大ギヤ 5 3 、 及び小ギヤ 5 5 が固定さ れて い る。 ま た、 デフ ア レ ン シ ャ ル装置 5 2 は、 互いに嚙合する デフ ピニオ ン 5 6 及び左右 サイ ド ピニオ ン 5 7 a , 5 7 b はそれぞれ左右フ ロ ン ト ァ ク スル 5 9 a , 5 9 b に固定 さ れて い る 。 ま た、 デフ ピニ オ ン 5 6 はケー ス 1 7 に回転 自在に支持 さ れてい る デフ キ ャ リ ア 6 0 に支持さ れてお り 、 かつ該デフ キ ャ リ ア 6 0 に は前記小ギヤ 5 5 に常時嚙合 してい る リ ン グギヤ 6 1 が取 り 付け ら れてい る。
[0026] 第 4 - a 図及び第 4 一 b 図は本発明の 自動変速機の油圧 制御装置を示す図であ る 。
[0027] 図において、 油圧制御装置 U は、 ク ラ ッ チ C 1 , C 2 , C 3 , C O 及びブ レーキ B l , B 2 をそれぞれ操作する 油 圧サーボ d , C2 , C3 , C。, Β, , Β2を有 してお り 、 かつ こ れ ら油圧サーボの内、 第 1 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ d、 第 2 のク ラ ッ チ用油圧サーボ C2、 第 4 のク ラ ッ チ用油圧サー ボ C。及び第 1 のブレーキ用油圧サーボ B, にはそれぞれ各サー ボと並列にアキ ュ ム レー タ 2!, 22 , 23 , 24が配設 さ れて い る。
[0028] さ ら に、 図中 6 2 は運転者に よ る各 レ ン ジへの操作に よ り 、 それぞれ油路が切換え られる マニュアルバルブであ り 、 ラ イ ン圧油路 P L を D レ ン ジ にて D ポー ト 、 2 レ ン ジ にて D , 2 ポー ト 、 1 レ ン ジ にて D , 2, 1 ポー ト 、 そ して R レ ン ジ にて R ポー 卜 に連通する よ う に切 り 換え ら れる。
[0029] ま た、 3 は ス ロ ッ ト ル圧及び R レ ン ジポー ト 等か ら の油 圧に よ り 作動 して、 ポ ンプ 6 3 か ら の油圧を適宜調圧 して ラ イ ン圧を発生するプラ イ マ リ レギユ レ一夕バルブであ り 、 ま た 5 は リ ニア ソ レ ノ ィ ドバルブか らな り 、 ス ロ ッ ト ル開 度等に基づ く 電気信号に よ り 制御 さ れて所定ス ロ ッ ト ル圧 ( P t h ) を発生する ス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ーノレバルブで あ な 。
[0030] 10 該ス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ーノレノくルブ 5 は図示 しな い制御 部か ら の電気信号によ り 操作される ソ レ ノ ィ ド 5 a 、 入力 ポー ト 5 b 及び出力 ポー ト 5 c を有 してお り 、 出力 ポー ト 5 c か ら のス ロ ッ ト ル圧 P t h はプラ イ マ リ レギユ レ一 夕 バルブ 3 のスロ ッ トル圧ポー ト 3 a に供給される と と も に、 アキュ ム レー タ コ ン ト ロ ールノくルブ 2 0 のフ ィ 一 ドバ ッ ク ポー ト 2 0 c に供給さ れる。
[0031] ま た、 6 5 は ソ レ ノ イ ドモ ジ ユ レ一 夕バルブであ り 、 ラ ィ ン圧を適宜調圧 してス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ールバルブ 5 の入力 ポー ト 5 b に供給する。 さ ら に、 アキ ュ ム レー タ コ
[0032] 20ン ト ロ ールバルブ 2 0 は入力ポー ト 2 0 a の外、 調圧ポー ト 2 0 b 、 フ ィ ー ドバ ッ ク ポー ト 2 0 c を有 してお り 、 調 圧ポー ト 2 0 b からの油圧が上記アキュ ム レータ 2 〜 24の 背圧室 7, 〜 Ί 4に供給さ れてい る。
[0033] ま た、 これ ら アキュ ム レータ 2!〜 24 は ピス ト ン 61〜 64
[0034] 25を有 してお り 、 該 ピス ト ン 6:〜 64の正面にて各油圧サーボ に連通する アキュ ム レータ室 9,〜 94が構成され、 ま た ビス ト ン の背面にてアキ ュ ム レー タ室 と 同受圧面積か ら な る背 圧室 7〗〜 74が構成さ れる。 該 ピ ス ト ン 6,〜 64正面には、 アキュ ム レー タ 2, に よ り 例示 さ れる よ う に比較的短いスプ 5 リ ング 6 6 、 比較的長いスプ リ ング 6 7 が設置されている。
[0035] ま た、 こ れら アキュ ム レータ 7,〜 74はすべて同 じ形状か ら な り 、 同一部品が共用 して用 い られて い る。
[0036] なお、 第 3 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ C3 はモ ジ ユ レ一タパ ルブ 6 8 が介在 してお り 、 ま た第 2 のブ レーキ用油圧サー
[0037] 10ボ B2は直接ラ イ ン圧が供給される場合と モ ジ ュ レー タバル ブを介 してモ ジ ユ レ一 タ圧が供給さ れる場合 と があ り 、 こ れら油圧サーボ C3 , B2は共にアキュ ム レータを介在 して設 け られていな い。
[0038] また、 1 — 2 シフ トバルブ 3 6、 2 — 3 シフ トバルブ 3 7 is及び 3 — 4 シ フ ト ノヽ 'ルブ 3 9 が配設 さ れてお り 、 1 一 2 シ フ ト バルブ 3 6 及び 3 — 4 シ フ ト ノく ノレブ 3 9 は第 2 の ソ レ ノ イ ドバルブ SL 2 に よ り 制御さ れ、 ま た 2 — 3 シ フ トバル ブ 3 7 は第 1 の ソ レ ノ ィ ド ノくルブ S L 1 に よ り 制御 される。
[0039] すなわち、 1 一 2 シ フ ト ノくルブ 3 6 は ソ レ ノ ィ ドバルブ
[0040] 20 SL 2 か ら の制御油圧が作用する制御油室 3 6 d、 D レ ン ジ ポー ト に連通 している ラ イ ン圧供給ポー ト 3 6 a 、 出力ポー ト 3 6 b 、 ド レ一 ンポー ト 3 6 c 、 さ らに B2ポー ト 3 6 e、 ロ ー モ ジ ユ レ 一 夕 ポー ト 3 6 f 及び拘束用制御油室 3 6 g を有 してお り 、 2 , 3 , 4 速時に下半位置に あ り 、 かつ 1 速時に上半位置に切 り 換え られる。 ま た、 2 — 3 シフ トノくルブ 3 7 は、 ソ レ ノ ィ ド ノくノレブ S L 1 か ら の制御油圧が作用する制御油室 3 7 d 、 上記 1 一 2 シ フ ト バルブ 3 6 の 出力 ポー ト か ら の油路 a に連通 してい る 入力ポー ト 3 7 a 、 油路 b を介 して第 4 の ク ラ ッ チ用油 圧サーボ C。 に連通する 出力ポー ト 3 7 b 、 ド レー ンポー ト 3 7 c 、 さ ら に 1 レ ン ジ拘束用制御油室 3 7 e 、 D レ ン ジ ラ イ ン圧供給ポー ト 3 7 f 、 上記 1 — 2 シフ ト バルブ 3 6 の拘束用制御油室 3 6 g に連通する ポー ト 3 7 h 、 ポー ト 3 7 i 及び ド レー ンポー ト 3 7 j を有 してお り 、 1 , 2 速 時に下半位置にあ り 、 かつ 3 , 4 速時に上半位置に切 り 換 元 られる。
[0041] ま た、 3 — 4 シフ トノくルブ 3 9 は、 ソ レ ノ ィ ド ノくルブ Sし 2からの制御油圧が作用する制御油室 3 9 f 、 C。ポー ト 3 9 a、 B 1 リ リ ー ス ポー ト 3 9 b 及び ド レ ー ンポー ト 3 9 e 、 さ らに前記ポー ト 3 7 i に連通している拘束用制御油室 3 9 g、 2 レ ン ジ拘束用制御油室 3 9 h、 C3 ポー ト 3 9 i 、 ド レ ー ンポー ト 3 9 j を有 してお り 、 1 , 2 , 3 速時に下半位置 にあ り 、 かつ 4 速時に上半位置に切 り 換え られる 。
[0042] ま た、 3 0 は モ ジ ユ レ一夕バルブであ り 、 上記 1 一 2 シ フ トバルブ 3 6 の出力 ポー ト 3 6 b か ら の油路 a に連通 している ラ イ ン圧供給ポー ト 3 0 b 、 調圧ポ ー ト 3 0 a 、 フ ィ ー ドバッ クポー ト 3 0 d、 さ らに、 拘束用制御油室 3 0 c 及びアキ ュ ム レータ コ ン ト ロ ールバルブ 2 0 の調圧ポー ト 2 O b に連通 している制御油室 3 0 e を有 してお り 、 制御 油室 3 0 c , 3 0 e に拘束用制御油圧が作用 して いな い状 態にあ っ て は、 ラ イ ン圧供給ポー ト 3 0 b か ら の ラ イ ン圧 を所定割合にて減圧 して調圧ポー ト 3 0 a に 出力する 。
[0043] さ ら に、 3 2 は B , モ ジ ュ レー タ コ ン ト ロ ールノくルブであ り 、 上記 2 — 3 シ フ ト バルブ 3 7 の ポー ト 3 7 i か ら の油 路 g に連通する第 1 の入力ポー ト 3 2 d 、 前記 3 — 4 シ フ ト ノ ルブ 3 9 のポー ト 3 9 c か ら の油路 h に連通 して い る 第 2 の入力ポ ー ト 3 2 a 及び上記 B 1 モ ジ ュ レー タ パ'ルブ 3 0 の拘束用制御油室 3 0 c に連通している出力ポー ト 3 2 b そ して油圧サーボ C。 に油路 c を介 して連通 している制御油 室 3 2 c の解放状態にあ っ て、 第 1 の入力 ポー ト 3 2 d と 出力 ポー ト 3 2 b と を連通 し、 該制御油室 3 2 c への油圧 供給状態にあ っ て、 第 2 の入力 ポー ト 3 2 a と 出力 ポー ト 3 2 b と を連通する。
[0044] ま た、 2 — 3 シ フ ト ノ ルブ 3 7 の 出力 ポー ト 3 7 b と第 4 の ク ラ ツ チ用油圧サー ボ C。 と の間を連通する油路 b を分 岐 して 2 — 3 タ イ ミ ン グバルブ 3 3 は出力ポー ト 3 7 に 連通する入力ポー ト 3 3 a 、 3 — 4 シフ トバルブ 3 9 のポー ト 3 9 a に連通する 出力ポー 卜 3 3 b 及び油圧サーボ C。 に 連通 してい る第 1 の制御油室 3 3 d 及びア キ ュ ム レー タ コ ン ト ロ ールノ、'ノレブ 2 0 の調圧ポー ト 2 0 b に連通 して い る 第 2 の制御油室 3 0 c を有 してお り 、 油圧サーボ C。の油圧 が所定圧に上昇する と、 入力 3 3 a と 出力 ポー ト 3 3 b を 連通する。
[0045] さ ら に、 油圧サーボ C。 と ポー ト 9 a と を連通する油路 d に油圧サーボ C。か ら ポー ト 3 9 a への流れを許容する チ ェ ッ ク ボール 4 0 が介在 してお り 、 かつ該油路 d か ら上記油 路 b に連通す る油路 e にポー ト 3 9 a か ら ポー ト 3 7 b へ の油の排出を許容するチヱ ッ ク ボール 4 1 が介在 している。
[0046] なお、 7 5 はロ ッ ク ア ッ プク ラ ッ チコ ン ト ロールノ ルブ、 7 6 は ロ ッ ク ア ッ プク ラ ッ チモ ジ ユ レ一タノくノレブ、 S L 3 は ロ ッ ク ア ッ プ ク ラ ッ チ制御用 ソ レ ノ イ ドバルブであ っ て、 第 5 図の作動表におけ る二重丸を付 した変速段において、 適宜制御 さ れる。 ま た、 7 7 はセカ ン ド レギユ レ一 夕 バル ブであ り 、 さ ら に 8 0 は C 3 タ イ ミ ン グバルブであ る。
[0047] 次に、 本実施例に よ る作用 について説明する。
[0048] マニュ アルノくルブ 6 2 を D レ ン ジ に操作 した状態での 1 速時において、 第 5 図に示すよ う に第 1 の ソ レ ノ ィ ドバル ブ S L 1 のみがオ ン して ド レー ン状態にあ り 、 第 2 の ソ レ ノ ィ ドバルブ S L 2 はオ フ で供給状態に あ る。
[0049] こ の状態では、 1 一 2 シ フ トバルブ 3 6 は制御油室 3 6 d に油圧が供給 されてい る ため上半位置にあ り 、 かつ 2 — 3 シフ ト バルブ 3 7 は制御油室 3 7 d の油圧が解放 さ れる た め下半位置にあ る。 そ して 3 — 4 シ フ ト ノくルブ 3 9 は、 制 御油室 3 9 f に油圧が供給さ れてい る が、 2 — 3 シ フ ト バ ルブ 3 7 の ラ イ ン圧供給ポー ト 3 7 f か ら の ラ イ ン圧が拘 束用制御油室 3 9 g に供給されて下半位置に拘束 さ れる。
[0050] したがっ て、 マニュ アルノ ルブ 6 2 の D レ ン ジ ポー ト か ら ラ イ ン圧が第 1 の ク ラ ツ チ用油圧サーボ に供給さ れる だけで、 他の油圧サーボには油圧が供給さ れていな い。
[0051] こ の時、 制御部か ら の信号に基づき ス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ー ルバルブ 5 が適宜作動 して所定ス ロ ッ ト ル圧 P t h が 発生す る 。 さ ら に、 該ス ロ ッ ト ル圧 P t h は ア キ ュ ム レ ー タ コ ン ト ロ ールバルブ 2 0 の信号ポー ト 2 0 c に供給 さ れ、 入力 ポ ー ト 2 0 a に供給 さ れた ラ イ ン圧が フ ィ ー ドバ ッ ク 圧に よ り 所定割合に減圧さ れ、 該減圧 さ れた油圧が出力 ポー ト 2 0 b か ら各ア キ ュ ム レー タ ?! 〜 ? 背圧 ァ! 〜 ァ こ供給 さ れ る 。
[0052] こ れに よ り 、 油圧サー ボ C, に連通する アキ ュ ム レー タ 2, は第 1 の ク ラ ツ チ C 1 の係合特性に対応 して は背圧室 7, の 油圧がス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ー ルバルブ 5 に基づ き 適正 に 制御 さ れて、 該 ク ラ ッ チ C 1 は滑 ら か に係合す る 。
[0053] な お、 ス ロ ッ ト ノレ圧 コ ン ト ロ ー ルバルブ 5 の制御 に基づ き 、 プ ラ イ マ リ レギユ レ 一 夕 バルブ 3 に よ る ラ イ ン圧及 び 他の ア キ ュ ム レ ー タ 22〜 24 の背圧室 72〜 74 も 同時に調圧 されるが、 他のク ラ ッ チ C O , C 2 , C 3及びブレーキ B 1 , B 2 は非係合状態 に あ っ て何 ら影響を受け る こ と がな い。
[0054] そ して、 該第 1 の ク ラ ッ チ C 1 が係合 し、 かつ第 1 及び 第 2 の ワ ン ウ ェ イ ク ラ ッ チ F l 、 F 0 が係合す る 1 速状態 に あ っ て は、 入力軸 1 5 の 回転は、 第 1 の ク ラ ッ チ C 1 及 び第 2 の ワ ンゥ ヱ イ ク ラ ッ チ F 0 を介 して小 リ ン グギヤ R 1 に伝達 さ れ、 かっ こ の状態では第 1 の ワ ン ゥ ヱ イ ク ラ ッ チ F 1 に よ り 大 リ ン グギヤ R 2 の回転が阻止 さ れて い る ので、 サ ン ギヤ S を空転 さ せな が ら キ ヤ リ ァ C R は大幅 に減速 さ れ、 該減速回転が出力ギヤ 1 3 か ら取 り 出 さ れる。 そ して、 該出力 ギヤ 1 3 の 回転は減速機構 5 1 に て減速 さ れ、 さ ら に デ フ ア レ ン シ ャ ノレ装置 5 2 に よ り 左右ア ク セ ル シ ャ フ ト 5 9 a 、 5 9 b に伝達さ れる。
[0055] ま た、 2 速状態にあ っ ては、 第 1 の ソ レ ノ イ ドバルブ S L 1 に加えて第 2 の ソ レ ノ ィ ドバノレブ S L 2 がオ ンする。 する と 、 2 — 3 シ フ ト ノくルブ 3 7 及 び 3 — 4 シ フ ト ノ ノレ ブ 3 9 は下半位置に保持さ れた状態で 1 ― 2 シフ ト バルブ 3 6 は 制御油室 3 6 d の油圧解放に よ り 下半位置に切 り 換え られ る。 こ の状態では、 D レ ン ジポー ト の ラ イ ン圧がラ イ ン圧 供給ポー ト 3 6 a 及び出力ポー ト 3 6 b を介 して油路 a に
[0056] 10供給され、 さ ら に モジユ レ一タバルブ 3 0 のラ イ ン圧ポー ト 3 0 b に供耠さ れる。
[0057] ま た、 2 — 3 シ フ ト ノくルブ 3 7 は D レ ン ジか ら の ラ イ ン 圧供給ポー ト 3 7 f とポー ト 3 7 i を連通 した状態にあ り 、 該 D レ ン ジか ら の ラ イ ン圧供給ポー ト 3 7 f か ら の ラ イ ン 圧は、 ポー ト 3 7 i 及び油路 g を介 して B , モ ジ ユ レ一 タ コ ン ト ロ ールノ ルブ 3 2 の第 1 の入力 ポー ト 3 2 d に供給 さ れ、 かつ 1 , 2 速状態において は、 該 コ ン ト ロ ーノレバルブ 3 2 は上半位置にあ っ て、 入力 ポー ト 3 2 d の油圧は出力 ポー ト 3 2 b を介 して モ ジ ユ レ一 夕バルブ 3 0 の拘束用
[0058] 20制御油室 3 0 c に供給さ れている 。
[0059] したがっ て、 該モ ジ ユ レー タバルブ 3 0 は左半位置に拘 束さ れた状態にあ り 、 上記ラ イ ン圧供給ポ ー ト 3 0 b の ラ イ ン圧はその ま ま調圧ポ ー ト 3 0 a に出力 さ れ、 該ラ イ ン 圧は油路 f を介 して第 1 のブレーキ用油圧サーボ B ,のブレー
[0060] 25キ係止用油圧室 3 1 に供給 さ れる。 こ れに よ り 、 第 1 のブ レ ー キ B 1 のバ ン ドを ラ イ ン圧 に基づ く 強い力 に よ り 締め 付 け る 。
[0061] ま た、 上述 D レ ン ジへの シ フ ト と 同様 に、 1 → 2 速 ア ツ プ シ フ ト 時 も ス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ー ルバルブ 5 が制御部 5 か ら の電気信号に よ り 適宜調圧 さ れ、 さ ら に該 ス ロ ッ ト ル 圧 に よ り ラ イ ン圧がア キ ュ ム レ ー タ ?! 〜 ?^ の背圧室 ァ, 〜 74 に供給 さ れる 。 こ れに よ り 、 B 1 ブ レ ーキ油圧サ一 ボ B, は、 そ の ア キ ュ ム レ ー タ 24 が適宜背圧制御 さ れ る こ と に よ り 、 該ブ レーキ B 1 の係合特性に合わせて適宜調整 さ れて、 10第 1 の ブ レ ー キ B 1 は滑 ら か に係合す る 。
[0062] な お、 こ の際他の ク ラ ッ チ C I , C 2 , C O 用 ア キ ュ ム レ ー タ 2ぃ 22 , 23 も背圧制御 さ れ る が、 第 2 の ク ラ ッ チ C 2 及 び第 4 の ク ラ ッ チ C O は解放状態に あ っ て何 ら 影響 を受け る こ と はな く 、 かつ第 1 の ク ラ ッ チ C 1 は ス ロ ッ ト ル圧変化 に基づ く ラ イ ン圧の変化 に伴 っ て油圧サ一 ボ じ, の 油圧が変化す る が、 該 ク ラ ッ チ C 1 は既 に係合 し た静摩擦 状態 に あ り 、 かつ係合油圧 は ク ラ ッ チ の ト ル ク 負荷 に対 し てかな り 高い値 に あ り 、 該 ク ラ ッ チ C 1 が滑 る よ う な こ と はな い o
[0063] 0 そ して、 第 1 の ク ラ ッ チ C 1 に加えて第 1 のブ レーキ B 1 が係合 し、 かつ第 2 の ワ ン ゥ ヱ イ ク ラ ッ チ F 0 が係合す る 2 速状態にあ っ て は入力軸 1 5 の回転は第 1 の ク ラ ッ チ C 1 及 び第 2 の ワ ン ゥ ヱ イ ク ラ ッ チ F 0 を介 し て小 リ ン グギヤ R 1 に伝達 さ れ、 かつ第 1 の ブ レ ー キ B 1 に よ り サ ン ギヤ5 S が停止 さ れて い る ので、 該小 リ ン グギヤ R 1 の 回転は大 リ ングギヤ R 2 を空転 しなが らキ ヤ リ ア C Rか ら 2 速回転 と して取 り 出 さ れる。
[0064] なお、 該 1 → 2 変速にあ っ ては、 第 1 の ワ ン ゥ ヱ イ ク ラ ツ チ F 1 がォー ノくラ ン して、 つかみ換えに よ る シ フ ト シ ョ ッ ク の発生を防止 してい る 。
[0065] さ ら に、 3 速状態において は、 第 2 の ソ レ ノ ィ ドバルブ S し 2 はオ ン状態を維持され、 かつ第 1 の ソ レ ノ ィ ドバルブ S ^ l がオフ状態に切 り 換わ る。
[0066] こ の状態では、 1 一 2 シ フ ト バルブ 3 6 及び 3 — 4 シ フ ト バルブ 3 9 が下半位置に保持さ れた状態で 2 - 3 シ フ ト バルブ 3 7 がその制御油圧 3 7 d の油圧供給に よ り 上半位 置に切 り 換わ る。 こ れに よ り 、 1 — 2 シ フ ト バルブポー ト 3 6 a 、 3 6 b を介 して供給されて い る油路 a の ラ イ ン圧 は入力 ポー ト 3 7 a 及び出力ポー ト 3 7 b を介 して油路 b に連通され、 更に第 4 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ C。及びそ の アキ ュ ム レー タ 2 3 のアキ ュ ム レー タ室 9 3 に供給 さ れる 。
[0067] ま た、 2 — 3 シ フ ト ノ<ルブ 3 7 の ポー ト 3 7 i が D レ ン ジか ら の ラ イ ン圧供給ポー ト 3 7 f に連通 してい る状態か ら ド レー ンポー ト 3 7 c に切 り 換わ り 、 これに よ り モ ジ ユ レ一タ コ ン ト ロ ールノく ノレブ 3 2 の第 1 の入力ポー ト 3 2 d への油圧は ド レ ー ン さ れる。
[0068] ま た、 油圧サー ボ C。に供給された油圧が油路 c を通っ て C 3 タ イ ミ ン グバルブ 8 0 の拘束用制御油室 8 0 b に作用 し、 該バルブ 8 0 を右半位置に切 り 換え る。 こ れに よ り 、 3 — 4 シ フ ト ノくルブ 3 9 の ラ イ ン圧ポー ト 3 9 d か ら の ラ イ ン圧がポー ト 3 9 i を通 っ て C 3 タ イ ミ ン グバルブの入 力 ポー ト に供給 さ れ、 さ ら に 出力 ポー ト 及びモ ジ ユ レ 一 夕 バルブ 6 8 を経て第 3 の ク ラ ツ チ用油圧サー ボ C 3 に供給 さ れる 。
[0069] 5 そ して、 第 4 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ C。及びそのアキ ュ ム レ ー タ 2 3 の油圧が所定値に上昇する と、 該油圧が 2 — 3 タ イ ミ ン グバルブ 3 3 の第 1 の制御油室 3 3 d に作用する こ と に基づき 該バルブ 3 3 が上半位置に切 り 換わ り 、 油圧 b か ら の油圧は ラ イ ン圧供給ポー ト 3 3 a 及び出力 ポー ト
[0070] 10 3 3 b を介 して速やかに油路 d に供給 さ れ、 更に 3 - 4 シ フ ト ノくノレブ 3 9 の ポー ト 3 9 a , 3 9 b を介 して第 1 の ブ レーキ用油圧サーボ B , のブ レーキ解放用油圧室 3 5 に供給 さ れる 。
[0071] さ ら に、 こ の状態にあ っ て は、 油圧サーボ C。 の油圧は油 路 c を介 して B ! モ ジ ュ レー タ コ ン ト ロ ールバルブ 3 2 の制 御室 3 2 c に作用 し、 該バルブを左半位置に切 り 換えるが、 3 — 4 シ フ ト バルブ 3 9 の ポー ト 3 9 c が ド レー ンポー ト 3 9 e に連通 した状態にあ り 、 B , モ ジ ユ レ一タ コ ン ト ロ ー ルバルブ 3 2 はその第 1 の入力 ポー ト 3 2 d と 同様に第 20の入力 ポー ト 3 2 a も ド レ ー ン状態に あ り 、 したが っ て、 B , モ ジ ュ レー タ ノくルブ 3 0 は調圧状態にあ っ て、 ラ イ ン圧 供給ポー ト 3 O b の ラ イ ン圧がフ ィ 一 ド ノく ッ ク ポー ト 3 0 d の フ ィ ー ドバ ッ ク 圧に よ り 所定割合にて減圧さ れ、 該モ ジ ユ レ一 夕圧が油路 f を介 して第 1 の ブ レーキ用油圧サ一 ボ5 B , のブ レーキ係止用油圧室 3 1 に作用する 。 これによ り 、 該油圧サーボ B iはブレーキ解放用油圧室 3 5 に作用する ラ イ ン圧がブ レーキ係止用油圧室 3 1 に作用 し てい る モ ジ ュ レー タ圧に打ち勝っ て ビス ト ンを移動 し、 ノく ン ドブ レ一キ B 1 を解放する。 こ の際、 アキュ ム レー タ 2 3 に連通 してい る油圧サーボ C。の油圧が高ま り 、 その状態で 2 ― 3 タ イ ミ ン グバルブ 3 3 が切 り 換わ っ てブ レ ーキ解放 用油圧室 3 5 に油圧が速やかに供給 さ れて、 第 1 のブ レー キ B 1 が第 4 の ク ラ ッ チ C O の係合に先立 っ て解放する こ とが防止さ れ、 瞬間的にで も 1 速状態に戻る こ と が防止 さ
[0072] 10れ
[0073] さ ら に、 2 → 3 速変速に際 し、 前述と 同様にス ロ ッ ト ル 圧 コ ン ト ロ ールバルブ 5 が電気信号に よ り 適宜制御さ れ、 さ ら に該ス ロ ッ ト ノレ圧に よ り ラ イ ン圧がアキ ュ ム レー タ コ ン ト ロ ールバルブ 2 0 を介 して調圧 さ れ、 該調圧 さ れた油 圧がアキ ュ ム レータ ?!〜 ? の背圧 ァ!〜 ァ に供給さ れる と と も に、 2 — 3 タイ ミ ングバルブ 3 3 の第 2 の制御室 3 3 d に供給さ れる 。
[0074] こ れに よ り 、 前述と 同様にス ロ ッ ト ル圧コ ン ト ロ ールバ ルブ 5 に基づ く アキ ュ ム レー タ背圧制御が行なわれ、 ク ラ
[0075] 20ツ チ C 0 の係合特性に対応する よ う に油圧サーボ C。の油圧 が調圧され、 滑らかに該ク ラ ッ チ C 0 が係合する と と も に、 タ イ ミ ン グバルブ 3 3 の切換えタ イ ミ ン グが適正に調整 さ れ、 第 4 の ク ラ ッ チ C O の係合 と第 1 のブ レーキ B 1 の解 放の タ イ ミ ン グが適正に合わせ られる 。
[0076] 25 また、 同時に B ,モジユ レ一夕バルブ 3 0 の制御油室 3 0 e • に もアキュ ム レー タ コ ン ト ロ ールバルブの出力ポー 卜 2 0 b か ら の油圧が供給 さ れ、 該モ ジ ユ レ 一 夕バルブ 3 0 か ら の モ ジ ユ レ一 夕 圧を高め る方向 に適宜調圧する 。 そ して、 該 調圧された油圧は油路 f を介 してブレーキ解放用油圧室 3 1 に供給され、 上述タイ ミ ングバルブ 3 3 の制御と対応 して、 該ブ レーキ B 1 の解放時を適正に調整する。
[0077] そ して、 第 1 の ク ラ ッ チ C 1 に加えて第 3 の ク ラ ッ チ C 3 及び第 4 の ク ラ ッ チ C O が係合 し、 かつ第 1 のブレーキ B 1 が解放する 3 速状態にあ っ て は、 入力軸 1 5 の回転は、 第 2 の ワ ンウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 及び第 3 の ク ラ ッ チ C 3 を介 して小 リ ングギヤ R 1 に伝達 さ れる と と も に、 第 4 の ク ラ ツ チ C O を介 して大 リ ン グギヤ R 2 に伝達 され、 ブラ ネ タ リ ギヤュニ ッ ト 1 2 がー体 と な る一体回転がキ ャ リ ア C R か ら 出力ギヤ 1 3 に取 り 出 さ れる。
[0078] こ の際、 第 4 の ク ラ ッ チ C O 及び第 1 のブ レ ー キ B 1 と のっかみ換えを生ずる が、 上述 した よ う に適正な タ イ ミ ン グがと られる と と も に、 他の変速段を経由する変速は阻止 さ れ、 シ フ ト シ ョ ッ ク を生ずる こ と はない。
[0079] ま た、 第 3 の ク ラ ッ チ C 3 も 同時に係合する が、 該 ク ラ ツ チ C 3 は第 2 の ワ ン ウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 と並列 にな っ て い る ので、 該 ク ラ ッ チ C 3 の係合タ イ ミ ン グは遅 く て足 り る。
[0080] 次に、 4 速状態においては、 第 1 の ソ レ ノ ィ ルブ S L 1 のオフ に加えて第 2 の ソ レ ノ ィ ルブ SL 2 もオフ状態 に切 り 換わ る 。 こ の状態にあ っ て は 、 2 — 3 シ フ ト ' ノレブ 3 7 が上半位置に保持さ れ、 3 — 4 シフ ト ノ ルブ 3 9 はそ の制御室 3 9 f に制御油圧が供給さ れて、 上半位置に切 り 換わ り 、 また 1 — 2 シフ トバルブ 3 6 はその制御油室 3 6 d に供給さ れる が、 2 — 3 シ フ ト バルブ 3 7 の ラ イ ン圧供給 ポー ト 3 7 f の ラ イ ン圧がポー ト 3 7 h を通っ て拘束用制 御油室 3 6 g に供給さ れてお り 、 下半位置に維持 さ れてい る。 これによ り 、 3 — 4 シフ トバルブ 3 9 の B i リ リ ーフ ポー ト 3 9 b が ドレー ンポー ト 3 9 e と連通 して、 第 1 のブ レー キ用油圧サーボ のブ レーキ解放用油圧室 3 1 が ド レー ン l O o
[0081] なお、 前記 3 速において第 4 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ C。 に油圧供給さ れる ため、 油路 c を介 して モ ジ ユ レ一 タ コ ン ト ロ ールバルブ 3 2 の制御油室 3 2 c に油圧が供給され、 該バルブ 3 2 は第 2 の入力ポー ト 3 2 a及び出力ポー ト 3 2 b が連通 した状態にあ る下半位置に切 り 換え られた状態 と な る。 こ の状態で、 4 速において、 3 — 4 シ フ トノ ノレブ 3 9 が切 り 換え られ、 ラ イ ン圧供給ポー ト 3 9 d がポー ト 3 9 c に連通する と、 ラ イ ン圧はポー ト 3 9 d , 3 9 c 及び 8 , モ ジ ュ レー タ コ ン ト ロ ールバルブのポー ト 3 2 a , 3 2 b を 通っ て B , モ ジ ユ レ一 タバルブ 3 0 の拘束用制御油室 3 0 c に供給 され、 すなわち ラ イ ン圧ポー ト 3 0 b と調圧ポー ト 3 0 a を直通 した ラ イ ン圧供給状態に切 り 換え る 。
[0082] したが っ て、 油路 a か ら の ラ イ ン圧はポー ト 3 O b 及び 3 0 a を通 っ てそのま ま 油路 f に導かれ第 1 のブ レーキ用 油圧サーボ のブ レーキ係止用油圧室 3 1 の供給油圧は モ ジ ュ レー タ 圧か ら ラ イ ン圧に切 り 換わ る 。
[0083] こ の際、 前述 と 同様に ス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ー ルバルブ 5 の電気制御に基づき アキュ ム レー タ 24 の背圧 74への供給 油圧を制御 して シ フ ト ス ム ー スを図 る こ と も でき る が、 ブ レ ーキ解放用油圧室 3 5 か ら の ド レ 一 ン油圧をオ リ フ ィ ス 8 3 a , 8 3 b , 8 3 c 等に よ り 調整する こ と に よ り 、 第 1 の ブ レーキ B 1 の係合を制御する よ う に して い る 。
[0084] さ ら に、 3 — 4 シ フ ト ノく ノレブ 3 9 の C 3 タ イ ミ ン グポ ー ト 3 9 i が ド レー ンポー ト 3 9 j に連通する こ と に よ り 、 第 3 の油圧サーボ C3 の油圧はチ ヱ ッ ク ボー ル 8 5 及び C 3 タ イ ミ ン グバルブ 8 0 、 3 - 4 シ フ ト バルブ 3 9 の ポ ー ト 3 9 i 及び 3 9 j を介 して ド レー ン さ れる。
[0085] なお、 4 速状態に あ っ てはス ロ ッ ト ゾレ圧 コ ン ト ロ ー ルノく' ルブ 5 が制御部か ら の電気信号に よ り 高めに調圧 さ れ、 ァ キ ュ ム レー タ コ ン ト ロ ーノレノく ノレブ 2 0 か ら の出力圧であ る アキュ ム レー タ背圧が高め に設定 さ れる。
[0086] そ して、 第 1 の ク ラ ッ チ C 1 及び第 4 の ク ラ ッ チ C O が 係合状態にあ る と と も に、 第 1 のブ レーキ B 1 が係止状態 に切 り 換え ら れ、 かつ第 3 の ク ラ ッ チ C 3 が解放状態に切 り 換え られる 4 速状態に あ っ ては、 入力軸 1 5 の回転は第 4 の ク ラ ツ チ C 0 を介 して大 リ ン グギヤ R 2 に伝達 さ れ、 かつ第 1 のブ レー キ B 1 に よ る サ ンギヤ S が係止 さ れて い る ので、 該大 リ ン グギヤ R 2 の回転は リ ン グギヤ R 1 を空 転 しなが ら キ ャ リ ア C R を高速回転 し、 該回転が出力 ギヤ 1 3 に伝達 さ れる。 なお、 こ の際第 1 のブ レーキ B l の係止 と と も に第 3 の ク ラ ツ チ C 3 の解放が行なわれる が、 第 3 の ク ラ ツ チ C 3 を早め に解放 して も第 2 の ワ ン ウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 に よ り 3 速状態は維持され、 したがっ て、 第 1 のブ レーキ B 1 の 係止をオ リ フ ィ ス 8 3 a 〜 8 3 c に よ り 遅めに制御する こ と に よ り つかみ換えに よ る シ フ ト シ ョ ッ ク の発生は防止さ れる 。
[0087] 一方、 4 → 3 速にダウ ン シ フ ト する際、 前述 したよ う に 3 — 4 シ フ ト バルブ 3 9 が下半位置に切換え られ、 ポー ト 3 9 a , 3 9 b を通っ て第 1 のブ レーキ用油圧サーボ の ブ レーキ解放用油圧室 3 5 に油路 b か ら の油圧が供給 さ れ る と と も に、 ラ イ ン圧供給ポー ト 3 9 d の ラ イ ン圧がポー ト 3 9 i , C 3 タ イ ミ ングバルブ 8 0 及び C3モ ジ ユ レ一 夕 バルブ 6 8 を介 して第 3 の ク ラ ッ チ用油圧サーボ C3 に供給 さ れる 。
[0088] こ の際、 油圧サーボ のブ レーキ解放用油圧室 3 5 への リ リ ー ス油圧がオ リ フ ィ ス 8 3 b , 8 3 c 等を介 して制御 さ れ、 かつ第 2 の ワ ンウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 のオーバラ ンか ら係止に切 り 換わ る ため シ フ ト スムーズを行な う こ と がで さ る 。
[0089] ま た、 3 → 2 速に ダウ ン シフ ト する際、 前述 した よ う に 2 — 3 シフ トバルブ 3 7 が下半位置に切 り換え られ、 C。ポー ト 3 7 b を ド レ ー ンポー ト 3 7 c に連通する。 す る と 、 ま ず油圧サーボ のブ レーキ解放用油圧室 3 5 の油圧がポー ト 3 9 b , 3 9 a , 油路 d , チ ヱ ッ ク ボール 4 1 , 油路 e そ して油路 b及びポー ト 3 7 b を通って ドレー ンポー ト 3 7 c か ら ド レー ン され、 そ して第 3 の ク ラ ッ チ用油圧サー ボ C。 の油圧がアキュ ム レー タ 23のアキ ュ ム レータ室 93の油圧と と もに油路 b及びポー ト 3 7 b を介して ドレー ンポー ト 3 7 c か ら ド レ ー ン さ れる。
[0090] こ れに よ り 、 第 4 の ク ラ ッ チ C O の解放が第 1 のブ レ ー キ B 1 の係止に対 して遅 く な り 、 第 4 の ク ラ ッ チ C O 及び 第 1 の ブ レーキ B 1 が共に解放する 1 速状態を経由す る変 速、 すなわち 3 → 1 → 2 速のよ う な変速作動が防止される。
[0091] なお、 3 → 2 速ダウ ン シ フ ト に際 し、 C 3 タ イ ミ ン グバ ルブ 8 0 がその拘束用制御油室 8 0 b か ら油圧サーボ C。 に 基づ く 油圧が解放 さ れる こ と に よ り 左半位置に切 り 換え ら れ、 油圧サーボ C 3の油圧がチヱ ッ ク ボール 8 5 を介 して C 3 タ イ ミ ン グバノレブ 8 0 の ド レー ンポ ー 卜 か ら排出 さ れ る 。
[0092] さ ら に、 2 → 1 速に ダウ ン シ フ ト する 際、 1 — 2 シ フ ト バルブ 3 6 が上半位置に切換え られ、 その出力ポー ト 3 6 b が ド レ ー ンポー ト 3 6 c に連通する よ う に切 り 換え られる。 したがっ て、 第 1 のブ レーキ用油圧サー ボ B, のブ レーキ係 止用油圧室 3 1 の油圧は油路 、 B,モジユ レ一夕バルブ 3 0 のポー ト 3 0 a , 3 0 b 、 並びにチ ェ ッ ク ボー ノレ 9 9 、 油 路 a 及びポ ー ト 3 6 b か ら ド レー ン ポー ト 3 6 c に排出 さ れる 。
[0093] そ して、 4 — 2 速にキ ッ ク ダウ ンする際、 3 — 4 シ フ ト バルブ 3 9 が下半位置に切 り 換え ら れる と と も に、 2 - 3 シ フ トバルブ 3 7 も下半位置に切換え られる。 これによ り 、 第 4 の ク ラ ツ チ用油圧サーボ C。 の油圧が油路 b 及びポー ト 3 7 b を通 っ て ド レー ンポー ト 3 7 c か ら排出 さ れる と と も に、 第 1 のブ レーキ用油圧サーボ のブ レーキ解放用油 圧室 3 5 の油圧ポー ト 3 9 a , 3 9 b , 油路 d 、 チ ヱ ッ ク ボール 4 1 , 油路 e , a 及びポー ト 3 7 b を通 っ て ド レ ー ンポー ト 3 7 c か ら排出 さ れる 。
[0094] こ の際、 B! モ ジ ュ レー タ コ ン ト ロ 一ルバノレブ 3 2 は油圧 サーボ C。 に基づ く 制御油室 3 2 c の油圧が解放さ れて右半 位置に切 り 換わ る と と も に、 第 1 の入力 ポー ト 3 2 a が ド レー ン さ れて、 一時的に B: モ ジ ユ レ一 夕バルブ 3 0 の拘束 用制御油室 3 0 c の拘束圧が解放さ れ、 該バルブ 3 0 はモ ジ ュ レー タハ *ルブ圧を発生する が、 直ち に 2 - 3 シ フ ト バ ルブ 3 7 の ポー ト 3 7 i を介 して コ ン ト ロ ーノレノくルブ 3 2 の ポー ト 3 2 d に ラ イ ン圧が供給さ れ、 さ ら に該 ラ イ ン圧 はポー ト 3 2 b を介 して拘束用制御油室 3 0 c に供給 さ れ て、 モ ジ ユ レ一 夕バルブ 3 0 をラ イ ン圧供給状態に拘束 する 。
[0095] こ れに よ り 、 第 1 の ブ レーキ B 1 は解放作動を経る こ と な く 、 係合状態を維持さ れ、 1 動作にて素早 く かつ滑 らか に ダウ ン シ フ ト さ れる 。
[0096] 一方、 マニ ュ アルバルブ 6 2 を R レ ン ジ に操作する と、 R レ ン ジポー ト からのライ ン圧が第 2 の ク ラ ツ チ用油圧サー ボ C2及びそのアキュ ム レータ 22に供給される。 こ の際、 前 述 と 同様にス ロ ッ ト ル圧 コ ン ト ロ ールバルブ 5 が制御部か ら の電気信号に よ り 適宜調圧 さ れ、 さ ら にア キ ュ ム レー タ コ ン ト ロ ー ノレ ノくルブ 2 0 に作用 し、 ラ イ ン圧を減圧 した油 圧がアキュ ム レー タ ?! 〜 ? の背圧室 ァ! 〜 ァ に供給 され、 アキュ ム レー タ 22を背圧制御する こ と に よ り 、 油圧サー ボ C2 の油圧が第 2 の ク ラ ッ チ C 2 の係合特性に対応 して制御 さ れ、 N→ R又は D→ R の切換え時の シ フ ト ス ム ー スが図 られる。
[0097] さ ら に、 該 リ バー ス レ ン ジ にあ っ て、 車両が所定速度例 えば 7 K m Z H以下の実質的停止状態に あ る場合は、 1 一 2 シ フ ト バノレブ 3 6 は上半位置にあ っ て、 R レ ン ジ ポ ー ト からのラ イ ン圧が 2 方向チ ヱ ッ クバルブを経てポー ト 3 6 f 及び 3 6 e を介 して第 2 のブ レーキ用油圧サー ボ B2 に供給 さ れる 。
[0098] そ して、 第 2 の ク ラ ッ チ C 2 及び第 2 のブ レー キ B 2 が 係合 してい る リ ノくー ス状態にあ っ て は、 入力軸 1 5 の回転 は第 2 の ク ラ ッ チ C 2 を介 してサ ンギヤ S に伝達 さ れ、 さ ら に第 2 のブ レーキ B 2 に よ り 大 リ ン グギヤ R 2 が停止 さ れてい る ので、 該サ ンギヤ S の回転は小 リ ン グギヤ R 1 を 逆方向に空転 さ せなが ら 、 キ ャ リ ア C R に逆回転 して伝達 し、 該逆回転が出力ギヤ 1 3 か ら取 り 出 さ れる 。
[0099] ま た、 リ バース レ ン ジであ っ て、 車両が所定速度以上に て惰性走行 してい る場合、 第 2 の ソ レ ノ ィ ドバルブ S !_ 2 が オ ン して 1 — 2 シ フ トバルブ 3 6 が下半位置に切 り 換わる。 こ の状態にあ っ ては、 第 2 のブ レーキ用油圧サー ボ B2 に油 圧が供給 さ れず、 上述 した リ バー ス状態にな ら な い。
[0100] —方、 マ ニ ュ ア ル ノ ルブ 6 2 を 2 レ ン ジ に操作す る と 、 2 レ ン ジ ポー ト か ら の ラ イ ン圧が 3 — 4 シフ ト バルブ 3 9 の拘束用制御油室 3 9 h に供給 さ れ、 該バルブ 3 9 が上半 位置、 すなわち 4 速位置にな る こ と が阻止さ れる 。
[0101] ま た、 2 レ ン ジポー ト か ら の ラ イ ン圧が C 3 タ イ ミ ン グ バルブ 8 0 の拘束用制御油室 8 0 b に供給さ れ、 該バルブ 8 0 を右半位置に保持 して、 1 , 2 , 3 速時は第 3 の ク ラ ツ チ用油圧サ一ボ C 3 に常に油圧を供給する 。
[0102] こ れに よ り 、 第 3 の ク ラ ッ チ C 3 を介 して入力軸 1 5 と 小 リ ン グギヤ R 1 と を連結 し、 コ 一 ス ト 時におけ る第 2 の ヮ ン ゥ ヱ イ ク ラ ツ チ F 0 のォーノく ラ ンニ ングに よ る惰性走 行を排 して、 エ ン ジ ンブ レーキを作動させる。
[0103] さ ら に、 マニュアルバルブ 6 2 を 1 レ ンジに操作する と、 1 レ ン ジポー 卜 か ら の ラ イ ン圧を 2 — 3 シ フ ト バルブ 3 7 の拘束用制御油室 3 7 e に供給 して、 該バルブが上半位置、 すなわち 3 , 4 速位置にな る こ とが阻止さ れる。 ま た、 1 レ ン ジポー トからのラ イ ン圧はローモ ジユ レ一タ ノくルブ 7 9 に よ り 減圧さ れ、 該モ ジ ユ レ一 夕圧が 2 方向チ ヱ ッ ク バル ブを経て 1 一 2 シフ ト バルブ 3 6 の ポー ト 3 6 f に供铪 さ れる と と も に、 1 速時に第 2 のブ レーキ用油圧サーボ B 2 に モ ジ ュ レー タ 圧が供給さ れる 。
[0104] なお、 上述の実施例は、 B! モ ジ ュ レー タ コ ン ト ロ ールバ ルブ 3 2 を用 いている が必ず し も該 コ ン ト ロ ールバルブは 必要 と しない。
[0105] 次に、 第 1 図に本発明の ク ラ ッ チ装置の断面図を示す。 ク ラ ッ チ C 1 の ドラ ム 1 1 1 の回転支持部 1 1 2 内面は 入力軸 1 5 と ス プ ラ イ ン結合 して い る 。 そ して、 ク ラ ッ チ C 1 の ド ラ ム 1 1 1 内 に は ピ ス ト ン部材 1 1 3 が嵌合 さ れ てお り 、 また、 ピス ト ン部材 1 1 3 の背面の止め リ ング 1 1 5 と の間 に ス プ リ ン グ 1 1 6 が介在 さ れ、 ク ラ ッ チ C 1 用 の 油圧サ ー ボを構成 して い る 。 ま た、 ク ラ ッ チ C 1 の ド ラ ム 1 1 1 の外側フ ラ ンジ部の内周面と ク ラ ッ チ C O ドラ ム 1 1 7 の半径方向 フ ラ ン ジ部 に C 1 ド ラ ム 1 1 1 側に突設 さ れた ハ ブ部 1 1 9 と の間 に は ク ラ ッ チ C 1 が介在 して い る 。 ク ラ ッ チ C O ド ラ ム 1 1 7 の 回転支持部 1 2 0 の 内周側 は ク ラ ッ チ C 1 の ド ラ ム 1 1 1 の回転支持部 1 1 2 の外周面に 軸受 1 2 1 を介 して相対回転 自 在 に支持 さ れて い る 。
[0106] ク ラ ッ チ C O の ド ラ ム 1 1 7 内 に は二つの ピ ス ト ン部材 が嵌合 さ れて お り 、 大 ピ ス ト ン 1 2 2 の凹部 に小 ピ ス ト ン 1 2 3 が収納 さ れ、 大 ピ ス ト ン 1 2 2 は ク ラ ッ チ C O の 、 そ して小 ピ ス ト ン 1 2 3 は ク ラ ッ チ C 3 の係合、 解放用 の 油圧サ ー ボを それぞれ構成 して い る 。 すな わ ち 、 ク ラ ッ チ C O ド ラ ム 1 1 7 の外側内周面 と シ ン グルプ ラ ネ タ リ ギヤ 1 0 およ びデュ アルプラ ネ タ リ ギヤ 1 1 の リ ングギヤ R 1 , R 2 と の間にそれぞれク ラ ッ チ C 3 , C O が介在 してい る。
[0107] ま た、 ク ラ ッ チ C 1 は C O ド ラ ム 1 1 7 、 ワ ン ウ ェ イ ク ラ ッ チ F 0 を介 して シ ン グルプラ ネ タ リ ギヤ 1 0 の リ ン グ ギヤ R 1 に連結 さ れて い る 。
[0108] ク ラ ッ チ C O 及び ク ラ ッ チ C 3 作動用 の油圧は ト ラ ン ス ミ ッ シ ヨ ン ケ ー ス 1 7 a の鍔部 1 2 5 か ら 供給 さ れ る が、 該鍔部 1 2 5 の油路 1 2 6 は ク ラ ッ チ C 1 ド ラ ム 1 1 1 の 回転支持部 1 1 2 の内面部を貫通 して、 該回転支持部 1 1 2 の外周部に形成された油路 1 2 7 を通 り 、 C O ドラ ム 1 1 7 の回転支持部 1 2 0 の外周面に形成 さ れた油路 1 2 8 を介 して大 ピス ト ン 1 2 2 お よ び小 ビス ト ン 1 2 3 の背面側に
[0109] 5 それぞれ供給 さ れる。
[0110] こ の よ う に、 O Z D機構であ る ク ラ ッ チ C O の ドラ ム回 転支持部 1 2 0 の内周部は ク ラ ッ チ C 1 の ド ラ ム回転支持 部 1 1 2 の内周部上に配置 さ れてい る ため ク ラ ッ チ C O ド ラ ム 1 1 7 の軸方向寸法が小さ く てすみ、 ま た、 ク ラ ッ チ
[0111] 10 C 0 は ク ラ ツ チ C 1 の外径の外側を経由 しな いでデュ アル プラ ネ タ リ ギヤ 1 1 の リ ングギヤ R 2 に係合可能なため半 径方向寸法 も大き く な ら な い。
[0112] さ ら に、 ク ラ ッ チ C 1 ドラ ム 1 1 1 は ト ラ ンス ミ ツ シ ョ ンケー ス 1 Ί a に隣接する ため、 容易に常時回転する C 1 ク ラ ッ チ ド ラ ム 1 1 1 を入力軸回転数セ ンサの検出部 とす る こ とができ る。
[0113] 産業上の利用可能件
[0114] 本発明の 自動変速機の ク ラ ッ チ装置は、 あ ら ゆ る 自動変 速機に適用可能であ り 、 特に F F用 に小型化を図 っ た 自動
[0115] 20変速機の ク ラ ツ チ装置に用 いて好適であ る。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1 . プラ ネ タ リ ギヤユニ ッ ト 、 該ギヤユニ ッ ト の複数の回 転要素 と それぞれク ラ ッ チを介 して連結する入力軸、 該ギ ャュニ ッ 卜 の所定回転要素に連結す る 出力部材及び該ギヤ ュニ ッ ト の所定の回転要素を係止する係止手段を有する 自 動変速機構を備えてな る 自動変速機の ク ラ ツ チ装置におい て、
入力軸に回転支持部内周部を介 して回転不能かつ軸方向 に摺動可能に連結さ れた第 1 ドラ ム と 、 第 1 ド ラ ム の回転 支持部外周部に回転支持部内周部を相対回転 自在 に挿設 し た第 2 ド ラ ム を設け、 こ の第 1 ド ラ ム の外周 フ ラ ン ジ部内 側 と第 2 ドラ ムの半径方向の フ ラ ン ジ部に設け ら れたハブ 部 と を第 1 ク ラ ッ チを介 して係合、 解放 自在に連結 し、 第 2 ドラ ム は、 その外周 フ ラ ン ジ部内側 と プラ ネ タ リ ギヤュ ニ ッ 卜 の一回転要素 と を第 2 ク ラ ッ チを介 して係合、 解放 自在に連結 し、 かつ、 第 2 ドラ ム はプラ ネ タ リ ギヤュニ ッ 卜 の他の回転要素を係合、 解放 自在に連結 した こ と を特徴 とする 自動変速機の ク ラ ツ チ装置。
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同族专利:
公开号 | 公开日
EP0453577A1|1991-10-30|
EP0453577A4|1993-04-14|
US5203862A|1993-04-20|
DE69032203T2|1998-07-23|
JP2892058B2|1999-05-17|
JPH03157546A|1991-07-05|
EP0453577B1|1998-04-01|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-05-30| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1991-05-30| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1991-07-11| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990916818 Country of ref document: EP |
1991-10-30| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990916818 Country of ref document: EP |
1998-04-01| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990916818 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1297168A|JP2892058B2|1989-11-15|1989-11-15|自動変速機のクラッチ機構|
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